SQL Serverの再帰共通テーブル式で連番を作成する

 標準SQLが再帰共通テーブル式に対応したのはSQL:1999からである.今回はSQL Serverの再帰共通テーブル式で連番を作成する.日付の連番も作成してみる.

連番を作成する

 下記クエリを実行する.

WITH CTE(num) AS
(
SELECT	1 AS num
UNION ALL
SELECT num + 1 AS num
FROM	CTE
WHERE	num <= 99
)
SELECT	num
FROM	CTE;

結果

num
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100

日付の連番を作成する

 下記クエリを実行する.MAXRECURSION を 0 に設定し,通常は100に規定されている再帰レベルを無制限としている.

WITH DateGenerate(cur_date)
AS
(
SELECT	CONVERT(date, GETDATE())	AS cur_date
UNION ALL
SELECT	DATEADD(DAY, 1, cur_date)	AS cur_date
FROM	DateGenerate
WHERE	cur_date < CAST('9999-12-31' AS date)
)
SELECT	cur_date
FROM	DateGenerate
OPTION (MAXRECURSION 0)

結果

(2912899 行処理されました)

まとめ

 再帰共通テーブル式で連番と日付の連番を作成した.

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