eStatから日本の資源収支を概略するでガソリン販売量の概略を示した際に,2005年をピークとしてガソリン販売量が減少傾向にあることを示した.都道府県単位ではどうだろうか.興味深い結果が得られた.
いつくかの例外はあるものの,2004年から2006年前後をピークとしてガソリン販売量が減少傾向にあることがわかる.
ガソリン販売量における,最大の変数は自動車の台数であろう.横軸に保有自動車数を取ってみる.
全国的にほぼ同様の傾向が見られる.保有自動車数は一貫して増加傾向にあるにも関わらず,ガソリン販売量がある時期を境に減少に転じているのは,燃費の向上で説明可能だろうか.他に理由があれば知りたいところである.