化石燃料が悪者扱いされているが,日本においては原子力発電所の稼働停止により火力発電所の稼働は止むを得ない.eStatから日本の資源収支を概略するでは化石燃料の代表として都市ガス販売量とガソリン販売量を挙げたが,今回は1980年以降の石油需給について,経済産業省の石油統計を調べてみた.
1920年から2015年までの都道府県別の5歳階級別人口推移
e-Stat を渉猟していると面白いファイルを見つけた.国勢調査は 1920 年から開始されており, 2020 年 3 月現在では最新の調査結果は 2015 年のものである.20 回分の人口データが一つのファイルにまとめられており,グラフ化するには格好のデータである.
年齢(5歳階級),男女別-都道府県(大正9年~平成27年)というファイルである.リンク先のページにはファイルが 3 つあるが,最後のものが最も粒度が細かいので,これをグラフ化する.
国勢調査から職業別の年齢階級グラフを作ってみた
そもそも電力事業者の従業員数はどれだけなのか?
ヒントは経済産業省の平成29年度電力市場環境調査にあった.20 ページに就業人員の調査という項目があり,その下に統計データからの推計値がある.
日本標準産業分類で 331 電気業が 142800 名,日本標準職業分類で 641 発電員・変電員が 32800 名とある.これは 2015 年の国勢調査に基づいている.なら,次は元のデータに当たろう.
全国の地方気象台の所在地を調べる
気象庁のサクラ開花日のテキストファイルでは全国の地方気象台の所在地は明らかではなかった.ジオコーディングを始めるには所在地を正確にしておくことが重要だ.手始めに全国の地方気象台の所在地を確認することにした.