筋トレの分子生物学シリーズ第 5 弾.筋収縮の主体であるアクチンとミオシンについて.タイチンについて最近分かってきた点にも言及する.山本義徳オフィシャルブログは学術的にも詳細なことで有名であるが, 2018 年 9 月 27 日時点では,タイチンについては古い学説のままである.
ヒトにおいて筋トレの頻度,強度,ボリュームおよび様式は筋断面積にどう影響するか
今回の記事は庵野拓将さんのブログ記事,エビデンスにもとづく筋肥大を最大化するための筋トレ・ガイドラインで引用された総説を抄訳したものである.
この論文は総説であってメタアナリシスやシステマティックレビューではない点に注意が必要である.選択基準に従って何件の論文がスクリーニングされたか,除外基準に従って何件の論文が除外されたかの記述がない.この記事は抄訳であり,一部省略があることを記しておく.