この記事が公開される頃には梅雨真っ盛りであり,各地で洪水の被害が報道されていることと思う.いささか遅きに失した感もあるが,令和5年度版の洪水浸水想定区域が5月31日に発表されたため,記事にした.とりあえず茨城県版のデータをQGISに取り込み,浸水深ランクコードごとに塗り分けた.各自治台の担当に置かれては洪水ハザードマップの更新に忙しい時期と思われ,参考にされたい.
国土数値情報の洪水浸水想定区域データをSQL Serverにアップロードし郵便番号から検索する
地球温暖化に伴い,台風の大型化や洪水被害の拡大が懸念されている.今回は国土交通省の公表している洪水浸水想定区域データを SQL Server にアップロードしたのでその経緯を報告する.
このデータは2022年9月時点で令和3年のものであり,毎年更新されていくものと思われる.関係各位はデータ更新が大変だろうが,頑張っていただきたい.
都市の戦略的縮小
数十年後に日本はどんな姿に変わっているのか.『データで見る都市の衰退』というテーマのもと,様々な角度から考察してきた.
残念ながら,あまり楽観はできない.どちらかと言うと,悲観的な予測が優位である.ほとんどの都市は衰退していく.東京も例外ではない.
今回は参考図書を読んで日本の住宅事情およびその背景にある核心的問題について考察を述べる.これは誰も触れようとしない聖域である.
小学校の夏休みの宿題,ポスターを攻略する
自分が小学校の夏休みに何を提出したか,自由研究か何かあったはずだが覚えていない.国語,算数,理科,社会のテキスト問題は学校でもらうなりすぐに解いてしまったのを覚えている.上の子供は誰に言われた訳でもなく,夏休みの宿題はさっさと済ませてしまう.
親の立場になり,子供が小学校に上がったのをきっかけに毎年の夏休みが楽しくなった.きっかけは子供が 2 年生のときに描いたポスターが偶然にも県の審査にまで行ったことだった.
正直なところ,あまりポスターには最初興味がなかった.しかし,県のポスター展示を見て考えが変わった.これは,挑戦しがいのあるテーマだ.
県レベルになると展示されるポスターのレベルが格段に上がり,大人をもうならせる程の作品と呼べるものが出てくる.