Fisherの直接確率を求めるストアドプロシージャをSQL Serverで定義する

SQL Server

 前回の記事では階乗の自然対数を求めるユーザー定義関数をSQL Serverで作成するを記述した.今回はそのユーザー定義関数を用いてFisherの直接確率を求めるストアドプロシージャを記述する.

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階乗の自然対数を求めるユーザー定義のスカラー値関数をSQL Serverで定義する

SQL Server

 Fisherの直接確率を求める際,階乗の計算が必要になる.しかし,引数が最大でも170までと使い勝手が良くない.これはプログラム言語の種類にかかわらず,データ長の制約が原因である.今回は対数を用いて階乗計算の引数の限界を超えるアイデアを共有したい.

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日最高気温と熱中症の重症度別の搬送人員数を検討する

日最高気温と軽症の搬送人員数

 熱中症の搬送人員と最高気温との相関関係を可視化し閾値をχ二乗検定するでは日最高気温と熱中症搬送人員との相関関係を可視化した.今回は熱中症搬送人員を重症度別に日最高気温との相関関係を可視化する.

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日平均蒸気圧と熱中症の重症度別搬送人員との関連を調べる

死亡の日別平均水蒸気圧のROC

 日別平均水蒸気圧と熱中症搬送人員との相関を可視化するでは平均水蒸気圧と熱中症搬送人員との相関関係を示した.今回は日平均蒸気圧と熱中症の重症度別の搬送人員との関連を調べ,日平均蒸気圧の閾値及びその感度と特異度を求める.

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熱中症の重症度別搬送人員数を最高気温と平均湿度別にプロットする

気温・湿度別の重症度別搬送人員

 熱中症の搬送人員と最高気温との相関関係を可視化し閾値をχ二乗検定するでは最高気温と搬送数をプロットした.今回は気象庁から湿度のデータをダウンロードし,重症度別にプロットして可視化する.

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食事と体組成に関する国際スポーツ栄養学会のポジションスタンド(前編)

 今回は Google 検索で見つけた総説を紹介する.システマティックレビューではなく,ナラティブレビューである.引用している文献はシステマティックレビューやメタアナリシス,ランダム化比較試験など良質のものもあるが総じてピンキリだ.何でもそうだが,この記事に書かれていることも盲信しないで欲しい.

 長くなったので前編に食事,後編に身体の適応について述べることにしよう.

検索式

 検索式は “strength training” AND “carbohydrate” AND “systematic review” AND “meta analysis” AND pmc とした.1ページ目に紹介されていた論文の一つである.発行元は国際スポーツ栄養学会で 2017 年の発刊である.

  検索方法はPubMedを使わずに医学論文を探してみよう!~楽しみながら論文を検索する方法~で紹介されていた.

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Excelのピボットテーブルでクロス集計から統計解析まで

 先日の鬼嫁/神嫁 婚前判定用アンケートを実施しますから鬼嫁/神嫁 婚前判定用アンケート結果に至るまでの解析の過程が誰かの役に立つだろうと考えて投稿する次第.ガチの統計手法だから一般社会人はとりあえずこれマスターしとけ.あ,大学で専門的にやってる人は除外ね.多変量解析とかはここでは扱わない.

 大まかな流れとしては次のような感じ.今回の投稿はできれば Excel のインストールしてある PC で見てくれ.スマホだと演習問題が解けない.

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