第 6 章 空間データをインポートする (Beginning Spatial with SQL Server 2008)

 多くの空間アプリケーションがカスタム定義の空間機能を組み合わせている.例えば顧客セットの局在と,広く受け入れられた表現の空間データ,地球上の汎用性のある特徴,例えば国や州の境界線,世界の主要都市の局在および主要な道路や鉄道の経路などである.この情報は自分自身で作成するよりも,多くの代替可能な資源が存在しており,そこから普通に使うための空間データを取得して空間アプリケーションに搭載できる.

 本章では,そこから一般公開された空間情報を取得できる資源,そこでそのデータが普通に提供されるフォーマットおよびその情報を SQL Server にインポートするのに使える技術を紹介しよう.

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USGSの地震データをインポートし,データベースのバックアップを取る

地震発生地域のヒートマップ

 USGS (United States Geological Survey) はアメリカ地質調査所とも呼ばれ,全世界の地震データを蓄積しているデータベースである.

 かつてここの地震データをダウンロードしたことがあった.合計 72 万件にも及ぶ巨大なファイルである.どのリンクからダウンロードしたのか,今となっては記憶が定かでない.ファイルのプロパティを見ると 2017 年 11 月作成となっていた.これを SQL Server にインポートする.

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都市の戦略的縮小

2042年での未来シナリオのシミュレーション結果

 数十年後に日本はどんな姿に変わっているのか.『データで見る都市の衰退』というテーマのもと,様々な角度から考察してきた.

 残念ながら,あまり楽観はできない.どちらかと言うと,悲観的な予測が優位である.ほとんどの都市は衰退していく.東京も例外ではない.

 今回は参考図書を読んで日本の住宅事情およびその背景にある核心的問題について考察を述べる.これは誰も触れようとしない聖域である.

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日本の市区町村の時系列の人口順位をEXCELの散布図に描く

 読者がどの街に住んでいるか,俺は知らない.だが,将来読者の住む街の運命はほぼ確信を持って予言できる.今後しばらく繁栄が続くか,それとも衰退していくのかは,人口から予測できる.今日の記事ではその予測をデータを基に示す.後半は技術的な話題となる.

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小学校の夏休みの宿題,ポスターを攻略する

 自分が小学校の夏休みに何を提出したか,自由研究か何かあったはずだが覚えていない.国語,算数,理科,社会のテキスト問題は学校でもらうなりすぐに解いてしまったのを覚えている.上の子供は誰に言われた訳でもなく,夏休みの宿題はさっさと済ませてしまう.

 親の立場になり,子供が小学校に上がったのをきっかけに毎年の夏休みが楽しくなった.きっかけは子供が 2 年生のときに描いたポスターが偶然にも県の審査にまで行ったことだった.

 正直なところ,あまりポスターには最初興味がなかった.しかし,県のポスター展示を見て考えが変わった.これは,挑戦しがいのあるテーマだ.

 県レベルになると展示されるポスターのレベルが格段に上がり,大人をもうならせる程の作品と呼べるものが出てくる.

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純正律と平均律

 趣味の話題になる.音楽はクラシックが好きである.イタリア・ルネサンス期のポリフォニー,室内楽ならバッハ以前のコレッリあたりがツボだ.

 FM で聴いて衝撃だったのがこれ.天から降ってくる音楽というのはこういうのを指すんだっていうくらいハマった.

 高校では合唱部,声楽をやっていたこともあった.声楽では芽が出なかったんだけど,響く声は出せるようになったかな.その先生いわく,倍音が重要だと言っていた.

 たとえばドの音の 1 オクターブ上のド,その上のソ,更にその上のミ.実際にピアノでその鍵盤を音を鳴らさずにそっと押し,最初のドのキーを叩くと弦が共鳴しているのが聞こえた.ただ,微妙なうなりも聞こえていた.

 今はそれが純正律の入口だったように思う.現代の音楽ではほぼ失われた音階だ.転調,移調を繰り返す曲に純正律は不向きで,今は平均律が主流である.

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