この記事が公開される頃には梅雨真っ盛りであり,各地で洪水の被害が報道されていることと思う.いささか遅きに失した感もあるが,令和5年度版の洪水浸水想定区域が5月31日に発表されたため,記事にした.とりあえず茨城県版のデータをQGISに取り込み,浸水深ランクコードごとに塗り分けた.各自治台の担当に置かれては洪水ハザードマップの更新に忙しい時期と思われ,参考にされたい.
国土数値情報の洪水浸水想定区域データをQGISで表現する
温暖化に伴い洪水被害が増加しつつある.各自治体のハザードマップの重要性が増しているところであるが,今回は国土数値情報ダウンロードサイトから洪水浸水想定区域のデータをダウンロードし,QGISで表現してみた.
室内温度の不安定性が冬季の家庭血圧の日内変動および日間変動に与える影響:日本全国のスマートウェルネス住宅調査から
スマートウェルネス住宅調査の結果から一つの論文を紹介する.前回の投稿では血圧値と屋内温度変化との関係を見たが,今回はベースライン調査から住宅の屋内温度と血圧変動との相関関係を見たものである.表題の論文はここから読める.
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国土数値情報の避難施設のポイントデータをSQL Serverにアップロードする
全国には避難施設が約 12 万箇所ある.それらの位置データを SQL Server にアップロードしたい.何度か試行錯誤の結果アップロードに成功したので備忘録として公開する.
国土数値情報の一次医療圏テーブルの文字化けを解決し,医療機関テーブルに行政区域コードを追加する
先の記事(国土数値情報の二次医療圏テーブルの文字化けを解決する)では二次医療圏テーブルの文字化けを解決した.今回は行政区域コードで集約したポリゴンを融合した一次医療圏テーブルの文字化けを解決し,医療機関テーブルに行政区域コードを追加する.
医療機関テーブルに二次医療圏コードを追加する
医療機関テーブルには二次医療圏コードが存在しない.そのため,ある医療機関がどの二次医療圏に属しているかを調べるには空間データを調べる必要がある.空間データは計算コストが高く,テーブルの結合条件に STWIthin() メソッドを使うのは時間がかかる.そのため,医療機関テーブルに二次医療圏コードを追加しようと考えた.
国土数値情報の令和2年の医療圏データの文字化けが直っていた
以前の投稿(Shape2SQL でシェープファイルを SQL Server 2008 R2 にアップロードする)で国土数値情報ダウンロードサービスの医療圏データが文字化けしていると記述した.改めてダウンロードして SQL Server にアップロードしたところ,いつの間にか文字化けが直っていた.以前にも河川データの文字化けを指摘したことがあるが,こちらも修正されていた(国土数値情報の河川データが一部直っていた件).どうやら国土交通省に指摘すると修正してくれるらしい.
国土数値情報のダムデータをSQL Serverにアップロードする
ダムには目的がある.治水,利水,河川維持,発電などである.今回は国土数値情報ダウンロードサービスの内,ダムデータをダウンロードしてみた.
国土数値情報の洪水浸水想定区域データをSQL Serverにアップロードし郵便番号から検索する
地球温暖化に伴い,台風の大型化や洪水被害の拡大が懸念されている.今回は国土交通省の公表している洪水浸水想定区域データを SQL Server にアップロードしたのでその経緯を報告する.
このデータは2022年9月時点で令和3年のものであり,毎年更新されていくものと思われる.関係各位はデータ更新が大変だろうが,頑張っていただきたい.
国土数値情報の河川データが一部直っていた件
以前の記事で国土交通省の国土数値情報の河川データが破損していると口を酸っぱくして述べたが,いつの間にか修復されていた.修復されていたのは北海道および茨城県のテーブル構造である.岐阜県と三重県のファイルは破損したままであり,修復を要した.