総務省統計ポータル e-Stat からのデータに全国の市区町村の人口推移があった.マーク・ブキャナンの「歴史はべき乗則で動く」の p 261 に「人口が半分の都市は四つある」とある.本当だろうか.検証してみた.
都道府県別の県内総生産額を EXCEL の散布図に描く
人口統計は国の将来を予測する重要な指標であるが,経済の指標である総生産も重要な指標である.これは国の元気さを示す値であり,報道では GDP と称されている.一人あたりの GDP とは生産性のことであり,国民の豊かさを示す値でもある.
マクロ経済学についてはほぼ素人だが,データを扱うにあたり,都道府県ごとの総生産額と生産性は欠かせない指標と思われたので,調査ついでに公開しよう.
日本の市区町村の時系列の人口順位をEXCELの散布図に描く
読者がどの街に住んでいるか,俺は知らない.だが,将来読者の住む街の運命はほぼ確信を持って予言できる.今後しばらく繁栄が続くか,それとも衰退していくのかは,人口から予測できる.今日の記事ではその予測をデータを基に示す.後半は技術的な話題となる.
日本の市の人口順位をEXCELにダウンロードして散布図に描く
過去5年間の人口増減率から自治体の将来を予測するでは日本の都市の運命を占った.その元となるデータをダウンロードして散布図にする方法を述べる.
過去5年間の人口増減率から自治体の将来を予測する
人口動態は社会のデザインにおいて重要な要素である.少子高齢化の進行する日本であるが,自治体によって今後成長の見込まれる自治体と,衰退が加速して消滅していく自治体がデータから明白になりつつある.
今回は関東地方について調査した.当事者なら肌感覚でこの予想が分かるだろう.