第 11 章 空間オブジェクトのプロパティを検査する(Begining Spatial with SQL Server 2008)

SQL Server

第 4 部 空間データの解析

 本書のこの部では,geography 型および geometry 型でデータをフィルターし解析できるメソッドを論ずる.それはアプリケーションにおいて空間データの力を開発するのに使うのに必要な主要な機能を提供してくれる.
 そのメソッドは3つのカテゴリに分類される.章ごとに一つ.第11章では個別の空間オブジェクトのプロパティについての情報を解析して返すメソッドを扱う.第12章では既存のオブジェクト間の組み合わせまたは修飾の間の新しいオブジェクトを定義するメソッドをカバーする.第13章ではオブジェクト間の関係をテストするメソッドを紹介する.例えば同一性,近接性,交差などである.

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国土数値情報の河川データの水域系コードを探索する

国土数値情報の河川データの流路をQGISで表現

 国土交通省の国土数値情報は興味深い.以前の投稿では SQL Server にアップロードできなかったが,QGIS 経由でアップロードできた.その際,水域系コードや河川コードを取り扱った.今回はコードの対応について考察する.

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第 2 章 SQL Server 2008 で空間データを実装する (Beginning Spatial with SQL Server 2008)

 前章では,空間参照系の背後にある理論を紹介し,異なる種類のシステムが地球上の特徴を記述する方法を説明した.本章では,これらのシステムを適用して SQL Server 2008 における新しい空間データ型を使って空間情報を蓄積する方法を学んでもらう.

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第 1 章 空間情報を定義する (Beginning Spatial with SQL Server 2008)

 空間データをデータベースで扱うにあたりどうしても避けて通れないのが,空間データがデータベース内でどう扱われているかを知ることである.

 EXCEL のオブジェクトも本質を知っているわけではないが,プロパティやメソッドを知ることで「どう動いているか」は見当がつく.SQL Server でも同じことである.

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総務省の都道府県・市区町村別統計表をデータクレンジングする

都道府県・市区町村別統計表(国勢調査)

 日本の人口統計は総務省が 5 年おきに行う国勢調査が元になっている.日本の市の人口順位をEXCELにダウンロードして散布図に描くでは日本全国の都市の人口増減率と人口の関係を時系列で流すとどう推移するか予測した.今回はその予測が実態と合っているか乖離しているかの検証を行う.

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