前回はマルコフ連鎖モンテカルロ法にて熱中症搬送人員数をベイズ推定した.今回は空間相関を考慮した一般化線形モデル(ポアソンCARモデル)で熱中症搬送人員数をベイズ推定しようと試みた.結論から言うとうまく行っていない.途中でエラーが出てモデル構築に失敗する.その経過を記事とした.
熱中症搬送人員数をマルコフ連鎖モンテカルロ法でベイズ推定する
空間統計を勉強している.空間相関を考慮した一般化線形モデルが地域ごとのカウントデータやバイナリーデータをモデル化するために提案されている.今回はCARモデルを扱う.CARBayesでは空間相関を考慮しない通常のポアソン回帰モデルも扱えたため備忘録として公開する.
暑熱馴化を考慮して熱中症搬送人員数を予測するモデルを構築する
人体には暑熱馴化という機構がある.暑さに体が慣れることである.この機構を取り込んだモデルを構築してみた.