この記事が公開される頃には梅雨真っ盛りであり,各地で洪水の被害が報道されていることと思う.いささか遅きに失した感もあるが,令和5年度版の洪水浸水想定区域が5月31日に発表されたため,記事にした.とりあえず茨城県版のデータをQGISに取り込み,浸水深ランクコードごとに塗り分けた.各自治台の担当に置かれては洪水ハザードマップの更新に忙しい時期と思われ,参考にされたい.
国土数値情報の二次医療圏テーブルの文字化けを解決する
前回の記事(国土数値情報の令和2年の医療圏データの文字化けが直っていた)では国土数値情報の医療圏データで四苦八苦した様子を掲載した.今回は二次医療圏テーブルの文字化けの解決を試みる.
国土数値情報の令和2年の医療圏データの文字化けが直っていた
以前の投稿(Shape2SQL でシェープファイルを SQL Server 2008 R2 にアップロードする)で国土数値情報ダウンロードサービスの医療圏データが文字化けしていると記述した.改めてダウンロードして SQL Server にアップロードしたところ,いつの間にか文字化けが直っていた.以前にも河川データの文字化けを指摘したことがあるが,こちらも修正されていた(国土数値情報の河川データが一部直っていた件).どうやら国土交通省に指摘すると修正してくれるらしい.
国土地理院の地球地図日本ダウンロードから都道府県のポリゴンデータをQGISで作成する
小地域の境界データはeStatで入手できる.市区町村の境界データは国土数値情報から入手できる.しかし都道府県の境界データは公的機関からは公表されていない.不思議である.今回は国土地理院の地球地図日本ダウンロードというサービスから都道府県の境界データを作成した.