ピーナッツかぼちゃのポタージュ

 普段我々が口にしているかぼちゃは西洋かぼちゃであるが,これでポタージュを作っても喉ごしがザラザラしていて子どもたちは食べてくれない.どうしても生クリームを使うことになってしまう.

 生クリームを使いたくない場合,ピーナッツかぼちゃを使うという手がある.今回はピーナッツかぼちゃのポタージュのレシピを紹介する.例によって子どもたちが食べてくれるものでなくてはならない.

©Wikipedia

 ピーナッツかぼちゃはバターナッツかぼちゃともいう.正式にはバターナッツ・スクワッシュという.日本かぼちゃの一種だが,原産地はアメリカであるとされる.食物繊維が少ないため,滑らかな口当たりである.

 店頭での選び方であるが,実際に手に取ってみて,ずっしりと重い感じのするものを選ぶと良い.ひょうたんのような形をしている.下部の球体部に種があり,上部の首の部分に種はない.無農薬で栽培されたピーナッツかぼちゃには虫の卵が産み付けられていることがあり,割ってみると幼虫がうごめいていてぎょっとすることがある.その場合でも虫卵は下部の球体部にのみ産み付けられており,上部の首の部分は無事であることがある.

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鶏もも肉のレモンソース焼きの作り方

 東京のコンビニで買ったサラダチキンのレモン味が美味しかったので,それに触発されて作ったものである.レモンの酸味は加熱によって薄まり,肉の臭みがレモンによって爽やかになる.肉を果実と一緒に煮たり焼いたりするのは中東やヨーロッパの料理に多く,和食とは違う味わいがある.レモンは国産が良い.輸入ものはワックスがかかっていて苦味があり,美味しくない.

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たまねぎと人参のポタージュ

 子供が野菜を食べないため困っている母親は多い.大したものではないが,当家で作ったレシピを公開する.

材料(4 人分)

  • たまねぎ 2 個
  • 人参 1 本
  • コンソメ 2 本
  • みりん大さじ 2 杯

道具

  • 圧力鍋
  • ブレンダー

 材料を素早く煮込むために圧力鍋は必須である.通常大気圧で加熱するには時間がかかりすぎる.家庭用の圧力鍋だと 2 気圧で 120 °C になり,5 °C 上がるごとに時間が半分になるため,調理時間は 16 分の 1 になる計算だ.

 ブレンダーはブラウン製が良いらしい(妻談).

手順

  1. たまねぎ,人参を切る
  2. 圧力鍋に材料をすべて入れ,水 1 カップを注ぐ
  3. 最大の火力で加熱する
  4. ピンが上がったら火力を最小に落とし 10 分間加圧する
  5. 加圧後圧力鍋をコンロから下ろしピンが下がるまで放置する
  6. ブレンダーでとろりとするまでミキシングする
  7. 味見して必要なら塩で調える

 材料は適当に切ってよい.煮込む作業でコトコトに柔らかくなるし,ブレンダーで完全にドロドロにしてしまうからだ.

 加圧後の冷却に意外と時間がかかるが,比較的お手軽に作れるので週末の食事に一品加えるとちょっとリッチな気分になれる,かも知れない.

一人あたりのマクロ栄養素

たんぱく質 脂質 炭水化物
1.33 g 0.24 g 18.06 g