日本の気象データをダウンロードするには気象庁のホームページに行けば良い.オーストラリアの気象データをダウンロードするにはAustralian Bureau of Meteorologyに行けば良い.今回,ケアンズの最高気温と最低気温をダウンロードして図示することにした.
SQL Serverでサブクエリとウィンドウ関数とのパフォーマンスを比較する
SQL Serverでサブクエリとウィンドウ関数のパフォーマンスを比較した.用いたデータベースはHeatStrokeDBで,熱中症の搬送人員と最高気温との相関関係を可視化し閾値をχ二乗検定するで作成したものである.
比較するツールはSET STATISTCS PROFILE ONコマンドである.クエリストアは筆者の環境では機能しなかった.
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SQL Serverでは空間データの統計情報を作成できない
SQL Serverのクエリオプティマイザはテーブルの統計情報を見て実行計画を作成する.通常のデータ型であれば主キーなどの統計情報はあらかじめ作成されているが,今回空間データの統計情報を作成しようとして失敗したので共有する.
SQL Serverで空間インデックスを設定し空間演算を高速化する
データベースのテーブルに適切なインデックスを設定するのはクエリを高速化するうえで重要な施策である.今回,空間演算にコストがかかっていたクエリが空間インデックスの設定により高速化したので報告する.
SQL Serverの実行計画を取得しクエリストアを表示する
SQL Serverのクエリのコストを評価するには実行計画を取得する必要がある.最近のバージョンではクエリストアでクエリのコストを視覚化することが可能となった.今回はSQL Serverの実行計画を取得する従来の方法と,クエリストアを表示する方法を紹介する.元にした記事は日平均気温の過去30日間の移動平均をSQL Serverのウィンドウ関数を用いて計算するである.
SQL Serverの再帰共通テーブル式で連番を作成する
標準SQLが再帰共通テーブル式に対応したのはSQL:1999からである.今回はSQL Serverの再帰共通テーブル式で連番を作成する.日付の連番も作成してみる.
Australian ETAの入力方法
オーストラリアへの入国にはVISAとしてETAアプリでの登録が必要となる.今回はそのスクショを中心に解説する.
オーストラリアのジオコーディング
オーストラリアでの住所からのジオコーディングはGeoscape社が担当しており,そのプロジェクト名をG-NAFという.オーストラリア政府から補助金を受けており,2029年まで無料公開されることが決まっている.
データ数は1500万件以上,空間参照系はGDA94(EPSG: 4283)またはGDA2020(EPSG: 7844)である.
今回はSQL Serverでデータベースからテーブル作成,データのインポート,テーブルへの主キーと外部キーの作成までを行う.
国土数値情報の想定最大規模の洪水浸水想定区域を浸水深ランクコードごとにQGISのバッチプロセスで融合する
国土数値情報の洪水浸水想定区域データをQGISで表現するではバッチプロセスで属性テーブルの属性をファイル名に取り出す部分でつまづいていた.今回QGISのコミュニティで質問した結果回答が得られたので結果を公開する.
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国土数値情報の洪水浸水想定区域が令和5年度版に更新された
この記事が公開される頃には梅雨真っ盛りであり,各地で洪水の被害が報道されていることと思う.いささか遅きに失した感もあるが,令和5年度版の洪水浸水想定区域が5月31日に発表されたため,記事にした.とりあえず茨城県版のデータをQGISに取り込み,浸水深ランクコードごとに塗り分けた.各自治台の担当に置かれては洪水ハザードマップの更新に忙しい時期と思われ,参考にされたい.